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2022/05/13 ☆☆【夏のウエルカムデザート】☆☆

☆☆【夏のウエルカムデザート】☆☆
二十四節気でいう『立夏』
「夏の立つがゆへ也」
新緑が眩い季節を迎え、
京都は美しい紫色の杜若、
花菖蒲に彩られます。

京都は、杜若が見頃を迎えています。
これから見頃に向かう花菖蒲は、
平安神宮、勧修寺、詩仙堂、梅宮神社へ。
上賀茂の大田神社には、藤原定家の父・
藤原俊成』「五社百首」の一首、
「神山や 大田の沢の かきつばた
  ふかきたのみは 色にみゆらむ」

6月に入ると、愛らしい桔梗が見頃に。
安倍晴明の五芒星が桔梗印と呼ばれ、
明智光秀の桔梗紋で知られています。
東福寺の塔頭・天得院、智積院。

2024年大河ドラマ『光る君へ』
紫式部の邸宅跡と伝わる廬山寺へ。
「めぐりあひて みしやそれ共 
    分ぬまに 雲かくれ にし 
            夜半の月哉」
紫式部の生きた平安中期に
思いを馳せましょう。

タイトルから離れましたが、
12日、木曜から3連泊、
日曜まで滞在されるお客様用に
二十四節気でいう「立夏」を迎え、
夏用に新しいデザートを作ってみた!


いちご、マンゴー、甘く炊いた小豆、
粒あん、ブルーベリー、寒天、
リピータースペシャルヴァージョンは、
今回限りかも?!
愛媛県産のミカンジュース100%の寒天、
カッテージチーズを散りばめ、
柚子ジャム、ミントを添えました。

浅煎り宇治茶は、
宇治田原町 湯屋谷(やんたん)産、
玉露荒茶を煎れました。

江戸中期、日本緑茶の製法発祥の地、
「永谷宗円」の生家があります。 
そう、お茶漬け!あさげ!
永谷園の麻婆春雨♪
ちらし寿司なぁら♪
このぉ寿っ司ぃ太ぁ郎ぉお♪
永谷園です!

代々お茶農家の宗円は、
蒸した新芽の茶葉を手で揉みながら、
炭火によって乾燥させる製法、
日本固有の青製煎茶製法の誕生です。


因みに、ゴールデンウィークにご縁を
繋いで下さっているリピーターさんにも
以下の夏のウエルカムデザートを
作りましたが、作るたびに、
ヴァージョンアップしているような?!


今年も京都三大祭りのひとつ『葵祭』は、
コロナ禍で中止になりましたが、
『祇園祭』山鉾巡行が3年ぶりに
開催されることが決まりました。
後祭では、江戸後期、大雨、火災で、
損壊して休み山となっていた『鷹山』が、
200年ぶりに巡行に復帰されます。
後祭巡行は、7月24日!
先祭巡行は、7月17日!ですよ。
コロナ禍、無事に迎えられるといいなぁ。
今日も有難うございました。

أشكركم شكرا جزيلا

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