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2022/05/06 第5章/比良比叡トレイル

【第5章】還来神社の鳥居の前に到着すると、
『滋賀一周ラウンドトレイル2022』の選手
と間違えられました!
そんなトレラン大会があるなんて知りませんでした。
https://shiga1.jp/index.html

滋賀一周トレイル(通称シガイチ)は、琵琶湖を一周する、
総延長438km、累積標高28,300mの日本最長級の
トレイルレースだそうです。

とっても厳しい参加基準を満たしたランナーだけが
参加できる大会、と運よく、還来神社のAー21
エイドステーションに到着される方がいない時間帯
でしたので大会関係者の方から伺いました。

《還来神社》
伊香立途中町にあり、藤原百川(ももかわ)の娘
旅子(たびこ)の霊が祀られています。
旅子はこの地に生まれ、後に桓武天皇の夫人となリます。
旅子の死後、その遺言によって生まれ故郷の
「龍華の荘」梛(なぎ)の木の下に埋葬されました。
神木椰の古木が今も残っています。
社名も彼女が再び故郷に還って来たことに由来する。

旅子」は、比良の南麓「最勝寺/現在は廃寺)」の開祖
静安(じょうあん)に、随侍して仏門に入りました。
旅子は、才色兼備では万人が認めるところで、
旅子のことを人々は「蓮華夫人」と呼ばれていた。

静安は、天皇の命により、宮中に参内して、
仏名会や灌佛会(釈迦誕生の4月8日の法会)などを
行いました。「静安」に随侍していた「旅子」は、
宮中からも才色兼備で知られており、時の桓武天皇は
「静安」の供に宮中に参内するよう召し出されました。

786年、「旅子」は「桓武天皇」の皇妃となり、
「桓武天皇」の第7皇子「大伴親王」を産みました。
大伴親王は、後に第53代「淳和(じゅんな)天皇」
となります。

旅子は桓武天皇に寵愛されていましたが、後に、
京都の西院に隠棲し念仏三昧の日々を送っていて、
重い病に倒れ、788年、30歳の若さで逝去。
当時は、冤罪を恨んで亡くなった、
桓武天皇の弟の早良親王の祟りと信じられていた。

生前に、旅子は、
「わが出生の地、比良の南麓に梛(なぎ)の大樹あり、
その下に葬る可し」と遺言により、旅子かま逝去後、
侍従「畑丹波守(はたたんばのかみ)」が、
この地で祭祀を行い、神霊として祀られました。

この日のトレランのゴールは還来神社にあらず。
477号線のロードを3.5kmを登り下って30分、
伊香立公園前バス停17:29発(江若交通バス57系統)に、
間に合わせなければなりません。

ついつい大好きな還来神社に休憩が長くなってしまい、
余裕を持って還来神社に下山したのに、
猛ダッシュで17:10に伊香立公園前のセブンイレブンで
江崎グリコ アイスの実 濃いブドウ、アイスコーヒー、
バナナオーレをゲット!

公園の階段を猛ダッシュして、伊香立公園前バス停に、
17:23、6分前に到着!間に合った!
予定は17:00に伊香立公園のベンチで、
着替えてバスを待とうと思っていましたが...。

いつも誰も乗っていないこのバス。
堅田駅までは、工事区間もあり、結構な渋滞もあるよ。
帰りに京都駅のヨドバシカメラで、
京都活具(Kyoto Katsugu) 雪平鍋20cmをゲットして帰宅。

福井県と岐阜県、石川県に跨る白山連峰の雪解けが
終わるまで、とってもお気に入りのルートです。
真夏は低山は熱中症の危険もあり、
雪道の比叡山も楽しいのですが、
新緑に癒される比良比叡トレイルルートは素敵です。

京都へ、禿庵へ、トレイルを登山、トレラン目的で、
お越しになるのも楽しいですよ。
トレラン、登山後に、玄関から上がって5歩!
汗を流すシャワー専用ルームが禿庵にはあるよ。
よきご縁が繋がることを願っております。
予定外の第6章に続く
申し訳ない!平にご容赦を。

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ご覧くださり本当にありがとうございました。

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