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2022/07/6 【城南宮】

【城南宮】
『愛車(みくるま)の茅の輪くぐり』
7月1日から7日間、
マイカーに乗ったまま、くぐり抜ける 全国的にも珍しい「茅の輪くぐり」が
行われています。
お客様がチェックインされるまでの間に、
湯葉が食べたい!ということで、
お客様の朝食の湯葉を買いだしつつ、
茅の輪くぐりに行ってきた!

駐車場に巨大な!直径約5mの
茅の輪が設けられ、乗用車以外にも
バス、軽トラックなどで訪れる
参拝者に神職が1台ずつお祓いをし、
最後に交通安全の護符を授け、
交通安全を祈願!
神職の隣には、気付きにくいが、
木製の小さなお賽銭箱があります。

【茅の輪くぐり】
旅の途中に宿を求めた「素戔嗚尊」を
貧しいながらも蘇民将来が厚遇し、
その後、素戔嗚尊の言った通り、
茅の輪を腰につけていて疫病を免れた
という故事に由来しています。

茅の輪くぐりには、作法があります。
神歌を唱えながら、まず茅の輪を
左足から跨ぎ、左側からまわって正面へ戻ります。
続いて左足から右側へまわり
正面へ、さらに左足から左回りで
正面に戻ります。
8字を書くように左・右・左と
茅の輪をくぐりまわってください。
最後に左足から跨いで、
本殿へむかい参拝します。

『犬王』は京都検定に出題される??
京都が舞台のミュージカルアニメ映画
南北朝から室町時代に活躍した、
能楽師「世阿弥」と二分した人気だった
と伝わる「犬王」!
その「犬王」をモデルに描かれた
古川日出男氏原作小説
『平家物語・犬王の巻』がアニメ化!

室町幕府三代将軍・足利義満から
溺愛され、絶大な人気を誇った「犬王」
その絶頂期をロックミュージカル調に
描かれたファンタジックな映画。

そのストーリーの舞台の京都。
現代の見慣れた京都の風景が室町時代に
加工されて登場します。
8月のお盆の京都『五山の送り火』の
大文字山の火床が登場します。

祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ
ひとへに風の前の塵に同じ

琵琶法師の少女「びわ」という
キャラクター設定がよかったなあ。
いきなり、びわの父ちゃんが、
禿の一党に斬り殺されるシーンは衝撃的!
「平家にあらざれば人にあらず」
平家の栄枯盛衰が情趣豊かに描かれてた。

その平安時代869年、疫神怨霊を鎮める
祭礼である御霊会(ごりょうえ)が起源の
『祇園祭』
山鉾巡行&神輿渡御はもうすぐ。
ここにきて、COVID-19の感染者が
増えてきたのが気になる。


أشكركم شكرا جزيلا

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